西郷輝彦 “再注目”のキーワードは「ITオタク」と「護憲」

公開日: 更新日:

 新しもの好きの西郷が「ポケモンGO」に手を出したとしてもちっとも不思議じゃないのである。

■先人たちから受け継いだ「平和主義」

 お次は「護憲」。西郷は20日、そのツイッターで永六輔さん、大橋巨泉さんが亡くなったことに触れて「戦後の大衆芸能の中で、粋で洒脱な一家言を持ったお二人だった。今更お二人を越す時間も持ち合わせないが、せめて国を憂いながらの死に様だけは受け継ぎたいものだ」と発言して話題になっている。

 巨泉が死ぬ間際まで「反安倍」の立場を貫いたのは有名な話だし、永も憲法9条を守る「九条の会」に参加していた平和主義者。西郷は自身のブログで以前に半藤一利氏の著書「昭和史」を取り上げながら「一時前まで憲法改正なんて大きな声では言えへんようなとこあったけど、今どう? どの新聞も、どう改正するか? いう流れに変わってるよね。この勢いで九条変えるわけ? アメリカの利益を守る戦争に自衛隊がいつでも出て行けるように変えるわけ? そんなことしてええの?」「僕は右でもないし左でもない。けど僕らの時代に変えた憲法で子供たちや孫たちが戦争に駆り立てられたらたまらんでしょう?」と護憲の立場をハッキリ訴えていたのだ。

 こうしたマットウな意見がもっと芸能界から出てくればいいのだが。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱