酔うとハイテンション 歌手・麻倉未稀“酒と夫”円満の秘訣
実力派美人シンガーとしてデビュー35年。歌唱力、豊かな声量には定評があり、ポップスだけでなくゴスペル、ラテン、クラシックまで幅広いレパートリーを誇る麻倉未稀さん(56)。かなりイケるクチで、陽気な明るい酒だ。
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初めてお酒を飲んだ日のことは、今でも忘れてません。3歳のお正月。喉が渇いて、おとそを飲んでた父に飲み物をねだったら、ホイッて出されたのがおちょこのお酒。よもや飲むとは思わなかったのでしょうね。でも、父がおいしそうに飲んでたものですから、どういうものかも知らずにこれ幸いと、クイッと飲んじゃった(笑い)。
さあ大変です。幼児ですから、すぐに酔っぱらって。ところが、気分が悪くなったかというと、それが大違い。普段以上にノリノリで、後ろ回りをしたかと思えば、歌って踊り、ひとしきり“持ち芸”を披露したのだそうです。家中、もう大笑い。そして、父の横に座ったかと思ったら、コテッと横になり、すぐにグッスリ。寝息ひとつ立てないので、母いわく「このまま死んじゃうんじゃないか?」とオロオロしたんですって。