新垣隆氏の証人出廷ある? 佐村河内氏JASRAC訴訟の行方
耳が不自由で「現代のベートーベン」と呼ばれたものの後にゴーストライター問題が発覚した佐村河内守氏(53)。その佐村河内氏が楽曲使用料が分配されていないとして日本音楽著作権協会(JASRAC)に約700万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が6日に東京地裁で開かれた。
裁判はゴーストの新垣隆氏(46)が作曲した曲を自らの作品として発表していた佐村河内氏が、JASRACを提訴。JASRACは問題の発覚後、佐村河内氏の約100曲について契約を解除していたが、佐村河内氏側は「新垣さんから著作権の譲渡を受けた」などとして、JASRACに契約解除までの楽曲使用料の支払いを求めている。
裁判でJASRAC側は「佐村河内氏は楽曲を自分が作曲したとして届け出ている。もともとの作曲者が誰で、いつ著作権が譲渡されたのかをはっきりすべきだ」として争う姿勢。著作権の取得時期が不明確であるとして、新垣氏の証人出廷を求めた。
新垣隆氏は6日放送の、「ノンストップ!」(フジテレビ系)の電話取材に「著作権の印税とかに関する権利は私は一切関わっていない」と語っていたが、裁判はとんだとばっちりのようだ。それもそのはず。新垣氏は週刊文春でゴーストを告発し、堂々と謝罪会見を行った後、独特のキャラクターで大ブレーク。今や多忙な日々を送っているからだ。