離婚を4度 芸能リポーター城下尊之さんの“結婚観”とは
「家の白い壁にですね、ピューッと僕の鮮血が飛び散ったこともあります」と笑うのは、芸能リポーターの城下尊之さん(60)。実は4度の離婚歴がある。そして修羅場も……。
◇ ◇ ◇
あれは3度目の結婚のとき、「家に帰るのが遅い」などと言っては、よく夫婦喧嘩になっていたんですけど、このとき僕はなぜかふっと妻から視線を外してしまったんですね。それで、ガラスの大きな灰皿を投げたのが目に入らず、左の側頭部を直撃。流血し、壁が真っ赤に染まっていきました。もちろん大変な事態ではありましたけど、僕も妻も慣れたもので、僕は電話を取って119番通報、妻は雑巾を持ってきて、すぐに拭き掃除を始めたのを覚えています。
この妻はモデルでした。いわゆるデキちゃった婚で、39歳にして初めて家族をもった僕は、過去2回の失敗から「好きなようにすればいいよ」と相手を放任していた。僕の注文はただひとつ、仕事には口を出さないで欲しいというものでしたけれど、サラリーマンのように定時などなく、朝まで張り込みなんて当たり前、数日家に帰れないことも珍しくありませんでしたから、妻にしてみればフラストレーションがたまる一方だったのでしょう。