元レスラー山川竜司さんは横浜でプロレス酒場を切り盛り
「実は昨年の12月に再婚したんです。13歳下の一般女性で、もちろんプロレスファン。もう結婚には縁がないと思ってたから、OKしてくれた嫁には感謝してますよ。アハハハ」
■頭蓋骨を強打、1週間意識不明になったことも……
山川さんが生まれたのは北海道弟子屈町。釧路と網走のちょうど中間、一番有名な出身者は昭和の大横綱・大鵬だ。
上京後、デスマッチに特化した大日本の旗揚げに参加し、94年10月、神奈川県の南足柄市体育センターでデビュー。その後、「NOW」「東京プロレス」と移籍し、翌年、大日本のリングに復帰した。シャドウWX、本間朋晃らとともに“新世代デスマッチファイター”として看板レスラーに。BJW認定デスマッチヘビー級王座やBJW認定タッグ王座、大日本最侠タッグリーグ戦優勝など、まさに体を張った過激なレスリングで大活躍した。
そんな山川さんの運命が暗転したのは01年3月、博多スターレーン大会での外国人レスラー、ワイフビーター戦だった。
コンクリートのフロアに後頭部を強打し、頭蓋骨を骨折。意識不明のまま病院送りとなった。