元レスラー山川竜司さんは横浜でプロレス酒場を切り盛り
厨房を入れても4坪に満たず、10人も入れば満席。店内に大日本プロレス(以下、大日本)のポスターや山川さんの引退試合のポスター、選手のタオルが飾られ、プロレス臭がプンプンしている。料金システムが面白い。ハウスボトル飲み放題に料理1品付きで1人1時間1500円(税込み)。延長料金は男性が同額で女性は1000円だ。
「一品料理は、その日の仕入れ次第。最近はグリーンカレーベースのピリ辛おでんが多いかな。つっても、一人で切り盛りしてるから手間のかかる料理はできないでしょ? それでウチは持ち込みOKなの。アバウトで気軽な店ですよ。アハハハ」
こんな会話をしてると、パラパラとお客さんがやってきた。その一人、常連さんとおぼしき20代くらいの茶髪女性は、ウーロン茶を飲んで20分ほどで帰っていった。
「あの子は、この裏手の風俗店のヘルス嬢なんです。ウチが深夜まで開けてるから、出勤の前後に立ち寄ってくれる女の子は多いですね」
ところで、山川さんはバツイチだったはずだが?