“正義の味方”の苦労も 沖田さとしさん語るダイナマン秘話

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■「正義の味方」は無精ひげもパチンコ屋もご法度

 さて、大阪出身の沖田さんは同志社大学を中退後、演出家を目指して上京。約30倍の倍率を勝ち抜いて「演劇集団 円」の研究所に入り、60年代から70年代にかけて一世を風靡したコメディアン、平凡太郎の一座で役者と演出の腕を磨いた。

 転機は82年。黒沢年男、名高達郎、植木等らが出演したハードボイルドドラマ「ザ・ハングマンⅡ」(テレビ朝日系)の主要メンバー「ヨガ」に抜擢されたこと。

「ヨガはセリフがほとんどなく、表情やしぐさで各シーンや心理描写を表すことが求められました。これがノンバーバル・コミュニケーションの基礎になったといえます」

 この役の存在感が認められ、翌83年に「科学戦隊ダイナマン」の主人公、ダイナレッド=弾北斗に選ばれた。

「一番戸惑ったのはアクションでした。未経験だったので、毎日、殺陣や太極拳の特訓、特訓。加えて爆破シーンは想定外の爆発がよくあって、まさに命懸けでしたね」

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