NHK「ごごナマ」大苦戦 美保純が有働アナになれないワケ
“鳴り物入り”で始まったNHKの昼の大型情報番組「ごごナマ」が大苦戦している。放送開始から2週間経ったのだが、視聴率が全くふるわないのだ。第1部(午後1時5分~)の平均視聴率は2%台で推移。第2部(午後2時5分)に至っては、14日に0.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と“1%割れ”も記録している。
「ごごナマ」は俳優の船越英一郎(56)、タレントの美保純(56)、同局の阿部渉アナ(49)の3人が司会を担当。日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」やフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」など、民放がしのぎを削る昼の時間帯に、NHKが殴り込みをかけてきたと話題だった。
しかし、ふたを開けてみれば、視聴率3%台をキープしていた前番組「スタジオパークからこんにちは」を下回る結果となっている。
「美保さんはTOKYOMX『5時に夢中!』でのような“はじけっぷり”を期待されていたのでしょうが、無難にまとまっている印象です。紅白歌合戦で司会を務めたことがある阿部アナもニュースを扱うのはうまいかもしれないが、個性的で面白い人間というわけではない。インターネット上でもほとんど話題にあがらず、今のところ“凡庸な井戸端会議”のように見えます」(元NHK放送文化研究所主任研究員で次世代メディア研究所代表の鈴木祐司氏)