ガリガリガリクソン逮捕 続く芸能人の事故と事務所の悩み
12日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで大阪府警に逮捕された、お笑い芸人「ガリガリガリクソン」こと坂本祐介容疑者(31)。警察が「証拠隠滅や逃亡の恐れがない」と判断したことから、13日午後に釈放された。
ガリクソンは逮捕された日の早朝、大阪市の路上で、パンクした車の中で寝ているところを通報され、呼気から基準値以上のアルコールが検出された。調べに対し「酒を飲んだが、運転したかは覚えていない」と話しているというが、防犯カメラの映像などから、飲酒後に運転したとみられている。ニートキャラのデブ芸人として人気だったガリクソンだが、芸人人生に関わる事件となりそうだ。
気になるのは、芸能人による“車のトラブル”の多さだ。ひとつの事故で全てを失ってしまうのが芸能界の怖さである。昨年12月には、お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介(37)が、タクシーへの当て逃げ事故を起こし謹慎。最近ようやく、テレビなどに本格復帰したばかりだ。
「タレント本人に運転させれば、何かしらのトラブルが起こることは想定しないといけない。俳優やタレントに絶対運転させない芸能事務所もありますが、それもごく一部です。顔が知られるようになれば、電車などの公共の交通機関は使いづらいし、タクシーも費用がかかり過ぎる。よほど売れているタレントでない限り、本人が車を運転して移動せざるを得ないのが現状です」(芸能プロ関係者)