長男が真相告白 名優・田宮二郎の衝撃自殺の陰に“三重苦”
1960年代から70年代を駆け抜けた名優・田宮二郎。78年に43歳での猟銃自殺は芸能界に大きな衝撃を与えた。それから40年、田宮の自殺の真相が長男の証言で明らかになった。29日夜8時からのBS11「あのスターにもう一度逢いたい」で、当時12歳だった長男の柴田光太郎氏(51)が田宮の死に至る経過を詳細に語った。
田宮は学習院大在学中にデビュー、身長180センチ、端正な顔立ちで英語が堪能。「昭和のクールガイ」と呼ばれて数々の映画に出演。大映映画の看板俳優として、勝新太郎と共演した「悪名」シリーズ。ニヒルな悪役を演じた「黒」シリーズ。そしてテレビ番組「クイズ タイムショック」の軽妙な司会者をこなし、代表作となったドラマ「白い巨塔」は迫真の演技で最終回に31.4%の高視聴率だった。しかし、その最終回の放送を待たずに衝撃の猟銃自殺をした。
68年、田宮は映画のポスターに書かれた出演者の順番について大映の社長に抗議をしたところ、逆鱗に触れ解雇。当時は他の映画社には出られない“五社協定”のために映画界を干され、テレビに仕事をシフトした。それでも、なんとか映画を撮りたいと、日英合作の映画を製作・主演したものの興行は失敗。その後、借財を抱えた田宮はあやしげな事業に手を出す。