ドラマ「命売ります」担当Pが絶賛 中村蒼の“色気と陰り”
BSジャパン連続ドラマ「命売ります」(初回13日21時~)の完成記者会見が9日都内で行われ、主演の中村蒼(26)ほか、YOU(53)、前田旺志郎(17)、田口浩正(50)、舞踏家の田中泯(72)らが登壇した。
本作は三島由紀夫が1968年に「週刊プレイボーイ」に連載した小説。
シチュエーションを現代に置き換え、中村演じるパーフェクトな広告代理店マンが「自らの命を売る商売」を始めるというストーリーで、彼に吸い寄せられる女性との情事も見どころだ。
「主人公からしたら(情事は)死ぬための過程でしかないのでそれほど……」と中村は語るが、担当プロデューサーの森田昇氏がこう言う。
「死の間際の恍惚とした表情、女性が次々とメロメロになるといった死にゆく人間が放つ色気、三島作品の世界観は映像化するのは非常に難しい。彼の持つ独特の“色気”と“陰り”があるからこそ成立するドラマです。男が見てもホレるはずです」
ナレーションは三島由紀夫にゆかりのある美輪明宏(82)。橋本マナミ(33)、壇蜜(37)らセクシー女性陣も登場、中村蒼の怪演に注目だ。