ジャニvs元SMAP攻防戦が激化…顕在化した“内部統制の綻び”
「来てくれてありがとう!頑張ってー」
舞台に上がれば黄色い歓声が飛び交い、移動するとファンにもみくちゃにされる。元SMAPで、ジャニーズから独立した3人組は、今も変わらぬ人気ぶりだ。4月には主演映画「クソ野郎と美しき世界」が封切られ、2週間の限定公開ながら全国86の映画館で28万人を超える動員を記録。冒頭はそのキャンペーンで、盛岡を皮切りに福島、宇都宮と別々に舞台挨拶を行い、東京で合流した際の光景だ。
SMAPの解散騒動では、木村拓哉(45)と中居正広(45)がジャニーズ残留を決めた。香取慎吾(41)、稲垣吾郎(44)、草なぎ剛(43)は芸能界から干されるというのが大方の見方だった。それがジャニーズを独立したタレントに待ち受ける道であり、だからこそジャニーズに歯向かうようなことはもちろん、虎の尾を踏むようなことはあってはならないと忖度し、おとなしくしておいたほうがいい。そんな業界の不文律に逆行するような動きを3人は連発している。
そして独立から半年を経た今も、彼らは干されてはいない。民放への出演はまだかなわないが、香取と稲垣がサントリーのCMに起用されたりと、メディアへの露出は引きも切らない。昨年11月のAbemaTV「72時間ホンネテレビ」で話題をかっさらった3人は、次にどんな動きをするのか、その動向が注視されている。