露呈した幼児性と酒依存…逆効果だった山口達也の謝罪会見
謝罪会見はダメージを緩和させる目的もあるが、対応がまずければ逆効果になる。
“TOKIO”の山口達也(46)はまさにその典型だった。冒頭から深々と頭を下げたが、あまりの長さに弁護士が後から突いてようやく頭を上げた。会見も山口の要望で立ったまま行われた。質疑応答が始まるや泣き声が止まらない。
「加害者が泣くことないだろう」との意見もあるが、謝罪を演出した感が見え隠れする。謝罪会見で思い出されるのが市川海老蔵(40)の暴力事件。海老蔵は着席してすべての質問に真摯に対応。毅然とした姿勢はダメージの緩和に繋がった。山口には海老蔵のような大人の姿勢は見られなかった。女子高生に対してのわいせつ行為の説明も疑問点が多かったが、示談が成立している密室の事件。山口の言葉を信じるしかないが、全面的に信じるに足りただろうかー。
無期限謹慎を「いずれ復帰できる」と思ったのか、山口はメンバー全員の名前を上げ「戻りたい」と哀願した。メンバーから「待っている」の言葉でも期待したのだろうが、逆効果だった。国分太一らメンバーも公然と呆れ、怒る。見放した感さえある。せっかくの会見もダメージの緩和とは程遠いものになった。