松岡修造が錦織圭に灼熱エール「早く俺のベスト8を抜け」

公開日: 更新日:

 元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造(50)が8日、自著「弱さをさらけだす勇気」(講談社)の出版記念イベントに登場。暑さを上乗せする“灼熱”トークを披露した。

 日めくりカレンダー「まいにち、修造!」シリーズは累計200万部、本作は先月27日発売ですでに5万部。出版不況を覆す修造パワーである。ところが、本人はメンタルが弱いという。「周りが強いと思っているけど全然違う。でもそれが指導者として生きています。強い人は天然で、もっと感性の言葉でしか指導できない。強いアスリートといえば吉田沙保里あの人は天才! メンタルトレーニングなんて聞いたことがない。僕が今指導できるのはそうじゃなくて弱いからです」と語った。

 サッカー日本代表については「みんな好き勝手言っていたけれど、選手も監督も弱さをさらけ出した。だからあんなに早いペースで集中してチームが団結した。これほど勇気をもったチームは今までにないですよ」と絶賛。この日明け方、ウィンブルドン16強に残った愛弟子・錦織圭(28)については「圭は『芝は向いていない、ムリだ』と言っていました。芝ではケガもした。そんな“芝を制した”彼の人生が変わってゆく、圭の弱さが強さになった瞬間です。早くオレのベスト8を抜け! 優勝をもぎとって欲しい」と熱弁をふるった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情