「リプリー」(1999年、米国)
惜しいのは、リプリー役のマット・デイモン。同性愛者の演技が粘着質で、キモかった。それでも最後まで見てしまうのは、アンソニー・ミンゲラ監督の丁寧なドラマ作りと、「トッツィー」で知られるシドニー・ポラックの情緒豊かな演出も効いているのだろう。ウソが招くむなしい結末は、二極化が進む今の日本に問われている気がする。
惜しいのは、リプリー役のマット・デイモン。同性愛者の演技が粘着質で、キモかった。それでも最後まで見てしまうのは、アンソニー・ミンゲラ監督の丁寧なドラマ作りと、「トッツィー」で知られるシドニー・ポラックの情緒豊かな演出も効いているのだろう。ウソが招くむなしい結末は、二極化が進む今の日本に問われている気がする。