彼は今ではバツ3に…結婚しなくてよかった赤ヘルの名選手
私が28歳のころ、本気でお付き合いしていた年下の野球選手のお話を。当時彼は21歳、高校を卒業して広島に入り、かなりの成績をあげている投手でした。先輩たちとスポンサーに連れられて店に来た彼は、少年っぽさが抜けないかわいい男の子に見えました。私にすごく興味を持ってくれて、話をするととても男っぽい。子供扱いされるのを嫌い「また姉さんぶって!」と粋がるのも可愛らしく、まもなく彼の滞在するホテルに行くようになりました。
デートをしても一度たりとも年上の私に財布を出させることはありませんでした。私と付き合うようになってから彼の成績はうなぎ上り。彼のおかげで巨人を押しのけて今まで優勝したことのない広島が優勝したので、衣笠祥雄さんは私のことを女神様と呼んでくれたりしました。
「姫」に入って間もない頃、いきなり「おまえはあげまんか? さげまんか?」と聞いてきたのは、あの「喝!」で有名な方。そんな人が今スポーツ界のご意見番だなんてよく言えたものです。その人はしつこく「1回やらせろ」と下品なことを言ってきましたね。もちろん、イケメンにしか興味のない私はお断りしましたが。