浜崎あゆみへの期待と重圧 求められるのは安室の“穴埋め”
浜崎あゆみ(39)が26日、味の素スタジアム(東京)で行われたエイベックスの夏フェス「a―nation」に登場。トリを務めるアーティストを各日の目玉に据えて有料チャンネルで配信。最終日の“大トリ”を浜崎がつとめた。
体はかなりシェイプされ、天蓋つきのベッドを模したセリから登場した浜崎は縦横無尽にステージを駆け巡り、汗だくで熱唱。不安視されていた声質・声量ともに安定し、歌姫たる貫禄を見せつけた。
この日のためにオーディションで選んだ約50人のダンサーが登場したのは数曲だったが、芸能リポーターの川内天子氏はこう言う。
「この日と今後のツアーに合わせて体をつくり、声量を落とさないようにトレーニングを積んできたのは明らか。彼女は何事にも全力ゆえ、ダンサーの起用が仮に1曲だとしても同じように準備するはずでしょう」
引退を控えた安室奈美恵(40)が最後の出演を15日の沖縄と発表したばかり。浜崎には安室の穴を埋める更なる活躍が求められている。今回の「a―nation」の歌い順を見てもエイベックスは浜崎を“別格”扱いしていることがよくわかる。