トランプ大統領の“戯言”に騙されるな! 情報をいろいろ集めると「本当の狙い」が見えてくる
居酒屋で隣に座ったオヤジが静かに語りかけてきた。
「俺は数年前に妻と子供を交通事故で亡くし、今もその悲しみを引きずっている」と……。
世の中にこんな不幸な話があるものか。実際に聞いたのは初めて。思わず涙がこぼれてしまった。
だが、数日後にそれが「まったくのウソ」であることが判明した。どうやらその男、「虚言癖」があるらしい。
「なんだ、泣くの損した」
ここで反応は大きく2つに分かれるだろう。ひとつはウソをつかれたことに怒ること。もうひとつは、「死んでなかった」と安心することである。果たしてあなたはどちらだろう。
実は今、世界で同じようなことが起きている。「もし、トランプ関税がウソだったら」という話だ。
多くの人は「えっ、まさか!」と思うに違いない。実際、アメリカは世界中に関税という網を投げ、多くの人々が困っているからだ。
しかし、すでに「ウソ」の予兆は見え始めている。「相互関税」を開始してまもなく、「報復していない国」に対しては90日間の猶予を与えたからだ。