全米の迷子犬4万匹以上が飼い主の元に! 注目集める無料サービス「ファイドアラート」って何だ?
米国で迷子の飼い犬捜しに使われる「ファイドアラート」という無料サービスが注目を集めている。全米ですでに100万人以上のメンバーが参加し、150万匹以上が登録されており、これまでに4万匹以上の迷子犬が飼い主の元に戻っているそうだ。
ペットスクリーニング社が2022年6月にスタートしたサービスで、飼い主はまず「ファイドアラート」の公式サイトにアクセスして、無料のアカウントを作成。愛犬の名前、性別、写真、連絡先などプロフィルを登録すると、数日後に、郵送で「ファイドIDタグ」が無料で届く。写真(同社の公式サイトから)のワンちゃんが首につけている骨の形のプレートだ。
このタグにはQRコードがプリントされていて、迷子犬の発見者がスマホで読み込むと、自動でファイドアラートのシステムが立ち上がり、飼い主や登録された緊急連絡先にSMSメッセージで通知を送信する。そして飼い主から発見者に連絡が来て、再会が実現する、という仕組み。
匿名での通知が可能であることや、送受信がスマホのSMS経由で行われるためアプリのインストールは不要なことなどが特徴だ。
同社は猫向けの「タビーアラート」というサービスも提供しているそうだ。