札幌で停電…金子マリの息子を背負いホテルの11階まで上る
マリさん家族と清志郎さん、私の5人で新幹線の東京駅に向かった時のこと。途中、大渋滞に巻き込まれて、タクシーを降りた時は、もう発車時刻が迫っていた。荷物片手に全力疾走。発車ベルが鳴るなか、あと10歩で乗車口、というところで、あっくんの手にしていたおもちゃ箱の蓋がパカッと開いた! 宝物のトランスフォーマーのおもちゃがそこらじゅうに散乱して、全員で必死に拾いました。
清志郎さんはこういう時にサッと手際がいい。私がドアに立ちはだかって、やっとの思いで車両に滑り込みました。その日は個室を取っていました。おもちゃ遊びを始めたあっくんと一緒になって、清志郎さんも遊んでましたね(笑い)。それより以前、『オレはどうも子どもになつかれないんだ』って言ってたこともありましたが、いや、3人で仲良く遊んでました」
この頃、清志郎にも息子が生まれ父親となっている。
「同時期に、札幌の京王プラザホテルで、打ち上げから戻ると、こともあろうに停電。11階まで歩いて上るという非常事態になってしまった。すでに打ち上げで寝ていた子どもたちをなだめすかし、チャボさんがあっくんを、清志郎さんがケンケンをおぶって階段を上ったのです。ヒーヒー言いながらも、ふたりはなんだかうれしそうでしたけど(笑い)」