故平尾昌晃さん遺産バトル 手際の良さは“後妻ビジネス”?

公開日: 更新日:

 昨年7月に死去した音楽家の平尾昌晃さん(享年79)の総額60億円ともいわれる遺産をめぐり、骨肉の争いが勃発。平尾さんの3度目の結婚相手であるMさん(50代)を相手に法的措置をとった三男の勇気(37)が25日、都内で記者会見を開いた。

 会見で焦点となったのはJASRACから支払われる年間約1億円にものぼる著作権料。Mさんはこれを単独相続し、平尾兄弟3人に書類に実印を押させ、1人で受け取ろうとしていたというのである。Mさんは「単なるミス」としているが、本人がJASRACに行って、単独用と相続人複数で分ける共同用の2種の書類をもらいに来ている事実があり、意図的な行為であることを告発。このほか葬儀の手配でバタバタの中、Mさんから「これ押さないとお金出ないから、やって」と言われ、押印した書類が10枚ほどあるという。

 この日、勇気は父のジャケット、ネクタイ、チーフを身に着けて会見に臨んだが、この服ですら「なんで勝手に持ち出すんだ、これは事務所の物だから」とMさんにとがめられたというエピソードも明かされた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に