2018年はオトシマエのつけられない「災」難だらけだった
今年の漢字は「災」と決まったが、取り返しのつかない、オトシマエのつけられない災難だらけだった。
あおり運転をして夫婦2人を死なせてしまったあのイモ野郎への求刑も、どうして懲役23年から18年に減らされたのか、まったく分からない。運転中でなくて停止してからの事故だったというドアホな法律に従っていたのなら許しがたい裁判だった。何が「危険運転致死傷罪」だ。そんな“デタラメ法”が何の役に立つのだ。残された娘さんらの気持ちを思うと、胸が痛む。沖縄の辺野古問題もまだ今後どうなるか、政府とのオトシマエはついてないし、何も片付いていないままだ。
紅白歌合戦にサザンがトリで出ようが出まいが、そんなオトシマエはどうでもいい。このまま、年を越してしまっていいのかと思う。東日本大震災からもう8年になろうというのに、放ったらかしにしたまま何の方策も立てられないでいる、恐ろしい土地の話だ。福島の原発事故後、県内の除染作業で集められた「放射能汚染土」が、地元の双葉町と大熊町につくられた(といっても、地主たちから借りた空き地にすり鉢状に掘られただけの)あくまで一時的で中間的な貯蔵場所に今もどんどん運び込まれ、ブルドーザーが地ならししてるだけだ。オレも知らなかったが、全国のどれだけの人間が知っているのか。