范冰冰は見せしめに…中国映画業界が1900億円を自主納付

公開日: 更新日:

 以前は「製作費は超大作並み、中身は三流」という、投資家たちの“脱税目的映画”も数多く製作。俳優や製作サイドは“二重契約”で過少申告、会社を地方に登記し、税制優遇措置を受けたりと、映画業界は「脱税の温床」と化していた。

「優遇政策は一掃され、当局は税率40%を目標に掲げています。6月には何らかの指針が発表されるといわれており、関係者は戦々恐々でしょう」(前出の周氏)

 政府の介入ですっかり“ウマみ”がなくなった中国映画業界。カネの切れ目が映画産業の衰退につながりかねない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動