次なる子役の仕掛けも見えてくる。昨年の邦画界を席巻した「万引き家族」で子役として出演した城桧吏君・12歳。「うまい。この子だれ」と注目された。昨年の大河「西郷どん」でも西郷隆盛の長子の幼少期を演じている。
「子役からいきなり主役を狙わず、小出しにして徐々に認知させる。城君もいずれ朝ドラの主役クラスを担うのでは」ともいわれている。焦らずじっくり俳優を育てるのが事務所のカラーでもある。
多くの俳優が所属することは事務所内の共演が容易にできることも大きなメリット。朝ドラでも葵と濱田岳、永野と松雪泰子が共演してサポートした。新たな形の芸能プロを打ち立てた2社。芸能プロご三家を脅かす存在になっている。