くだらないトーク番組より健康・病気番組を増やして!
8日「名医のTHE太鼓判!」(TBS系)でのこと。「春の芸能人余命宣告3時間SP」と題し、芸能人9人の余命ワーストランキングを発表した。
「純烈」のリーダー、酒井一圭(43)は脂肪肝で余命17年、細川ふみえ(47)は血圧に問題ありで余命21年、モロ師岡(60)は隠れ脳出血で余命5年、「〇〇の宝石箱や~」で知られるグルメリポーターの彦摩呂(52)は炭水化物中毒で余命3年と宣告された。
人の命を弄ぶのはどうかと思うが、番組はちゃんとフォローもする。脂肪肝の酒井にメカブ、隠れ脳出血のモロには寒天が効くと実践し、改善されているかを確かめる。視聴者にも有益な健康情報を伝えてくれるのはありがたい。もっとも、やり過ぎると「発掘!あるある大事典」(フジテレビ系)の二の舞いになってしまうわけだが……。
話を宮本に戻す。2月下旬、同番組で人間ドックを受けた際、前立腺がんが見つかった。番組ではがん告知から精密検査まで、病気と向き合った全記録をドキュメンタリーさながら、ありのまま見せた。現在、ステージ2。5月下旬に手術を予定しているとか。
女優・東てる美(62)も昨年5月、同番組で肺腺がんが発覚、子役出身のおデブタレント・内山信二(37)も同10月に大腸ポリープが発覚した。
誰がどうした、こう言ったなどとくだらないトーク番組を無駄に流すより、健康番組の方がよほど役に立つ!