歌舞伎界とも違う 落語家の「2世」は損なのか?得なのか?
埼玉県在住46歳2児の父親、三遊亭鬼丸です。今週は久しぶりに林家木久蔵アニサンと一緒にご飯を食べました。
木久蔵アニサンは年は私が3つ上ですが、入門は向こうのが2年先輩ということで、ほぼ同期みたいなお友達です。あっ木久蔵って笑点の黄色い着物の人の息子ね。お父さんの名前を10年ほど前に継いでますが、継いだ当初は仕事で呼んだ主催者が意外とギャラが安く済んだなぁと思いながら空港に迎えに行き、木久蔵さんが降りてきたのを見つけて「そっちだったかぁ」と落胆したエピソードでおなじみの木久扇師匠の息子です。
前座の頃から仲良くしてて、二つ目の時には毎年一緒に旅行も行ってました。今やってるラジオのレギュラーが始まって1年目の時に、1週間のお休みを頂いたのでアニサンと一緒にマカオ旅行に出掛けたら、妻から「何で子供2人いて家族旅行より木久蔵とマカオなのよ!」と怒られてからはなかなか旅行にも行けてませんが。
さて落語家の子供が落語家になる、いわゆる2世落語家について書きましょうか。お父さんが名人で子供も名人という志ん生、馬生、志ん朝親子や爆笑王三平、正蔵、当代三平の親子なんかは有名ですよね。上方では米朝、米團治親子も有名ですね。