大場久美子さん 家で「365日3食」利用できる子ども食堂を
子供の中には、さまざまな事情で家庭での食事がままならない子もいます。しかし、こども食堂を毎日開くことは大変なことで、たとえば夏休みだと学校の給食もなく、近くのこども食堂が月に2回だと、他の日は食べられない。開いてない日は、食事ができない子供がたくさんいる現実も知りました。
そんな中で、365日3食を、自宅を使って提供しているこども食堂が近くにあることを知り、居ても立ってもいられず直接連絡をとり、おうかがいすることがかないました。
毎日3食、と言うのは簡単ですが、不足している食料品もあったり、ご苦労されているなどの貴重なお話も聞くことができました。たまたまそこにいらしたお子さんとお年寄りが、楽しそうにお話ししている姿がとても印象的でした。
私の死ぬまでの最後の目標は、1年365日、3食食べられる場所として自分の家を提供すること。自宅をこども食堂にするんです!
子供の孤食にも、貧困だけじゃなくて、親御さんが忙しいとかさまざまな理由がありますが、そういう子供たちがご飯も遊びも勉強もでき、地域の方とのコミュニケーションも取れて、孤独にならない環境がつくれたらいいなと思っています。