俺が「オフィス北野」の専務になったいきさつ
クルクルクル~クルクルカタン!!
おっ、今回は、えっ、目の前に名刺? ウムム! と手に取れば「株式会社オフィス北野 専務取締役 飯塚実(ダンカン)」、あ、俺の名刺だー!! ってことは、今は令和元年、現代ってことかァ! オフィス北野の専務(副社長)なのです。 たけしさんの事務所独立から始まって、たけし軍団がマスコミ宛てに前オフィス北野を糾弾する声明文を出す一連の騒動があった末に、2018年末、正式に、新オフィス北野となり、社長につまみ枝豆、そして専務に俺が就任したのだった。
だけど、現実社会でこんなことって、あり得ると思います? ドラマや映画で貧しき男が実は王様であったりとか、普通に出会った女性が大スターであったりとか、時折ありますが、ある朝、目覚めたら専務って……。
いや、冗談ではなく正式に専務になることを知ったのは、自宅で取っているスポーツ新聞の芸能面を、その朝、めくった時だったのです。そこにはかなり大きなスペースを使い、たけしさんの写真入りで「オフィス北野 枝豆社長、ダンカン専務」の記事が載っているじゃあ~りませんか!!