嵐のSNS解禁 音楽配信のメリットは代表曲を選ぶ指針になる
スポーツ紙を中心に絶えまなく伝えられるジャニーズ話。故・ジャニー喜多川氏から育成を託された滝沢秀明率いるジュニアが次々と舞台に立つ様子などが定期便のように届く。そのたびに新グループ名とメンバーの紹介が並ぶ。最近はグループ名に大文字・小文字を織り交ぜたメディア泣かせ(間違えやすい)の名前が多い。昔はシンプルで覚えやすかった。「少年隊」「シブがき隊」「V6」。極めつきは漢字1文字の「嵐」。
名前通りに芸能界に旋風を巻き起こした嵐も解散まで1年余りになった。CDデビュー20周年になる3日、5人揃って会見。新たに5月に新国立競技場でのコンサートを発表した。東京五輪の前に競技場を初めて使用する嵐。初の快挙である。今後も「初」「1位」の冠がどれだけ載るか、記録ずくめの1年になるだろう。
SNSによる楽曲の配信も開設した。予想通り待ちかねていたファンが殺到。開設12時間でフォロワー数140万人を突破。SNSの世界でも嵐が席巻するのは確実。まさに有終の美を飾る嵐だが、やがて伝説のグループとして語り継がれていくことになる。