FNS27時間テレビ大惨敗 歴代ワースト視聴率に日テレ高笑い
ちなみに8月24~25日に放送された「24時間テレビ」(日本テレビ系)は、平均視聴率16・5%。日テレ制作関係者はこう話す。
「長時間番組にはやはり大義が必要なんだと思います。ただし、普段は平均視聴率3~5%と低迷しているフジにとって、CMスポンサーからの“ご祝儀出稿”があるはずですから、この番組も必要なんでしょう。しかしそれも限界がきているはずです。今の視聴者はHuluやNetflixのトガったバラエティーやドラマを見て目が肥えてきているので、安易な企画では付いてきませんよ」
■スポーツがテーマも裏番組のラグビー、フィギュアに完敗
さらに裏番組にも恵まれなかった。「27時間」のスタート時刻だった2日午後6時30分は、日本テレビ系では「ラグビーW杯決勝 イングランド×南アフリカ」を放送しており、午後9時30分からは、テレビ朝日系で「フィギュアスケートGP第3戦・フランス杯」が始まった。平均視聴率はそれぞれ20・5%と9・1%。スポーツをテーマに掲げていたにもかかわらず、他局のスポーツのビッグイベントに蹴散らされる皮肉な結果となってしまった。前出の日テレ関係者が続ける。