八村効果もなく…フジ独占「バスケW杯」大惨敗のウラ事情
「今年度、高視聴率が望める最後のキラーコンテンツだと期待していたんですが、結果は大惨敗でした……」
肩を落として話すのはフジテレビのスポーツ局の関係者。彼が嘆いているのは、5日に行われた「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019」の日本対アメリカ戦の視聴率。フジの独占生中継で、局を挙げて広報にも力を入れていたにもかかわらず、平均視聴率は8・1%(関東地区・ビデオリサーチ調べ=以下同)と1桁台に沈んだ。
「日本代表チームが13年ぶりにW杯出場を決め、FIBA世界ランキング1位で、スター選手がズラリと揃うアメリカと対決するのは実に47年ぶりのことでした。15%超えはカタいと密かに期待していたんです。しかも、今年は日本人で初めてNBAのドラフト1巡目で指名された八村塁選手(21=ウィザーズ)や渡辺雄太選手(24=グリズリーズ)も日本チームとして参戦する。まさに注目の一戦だったんです」(前出の関係者)
しかしながら、同日、日本テレビで放送された「サッカー・キリンチャレンジカップ・パラグアイ戦」(平均視聴率11・7%)にも惨敗。同時間帯のキー局ではほぼ最下位の結果だった。