1位は矢沢永吉の7万円 芸能人ディナーショー戦線異状アリ
8月に第1子が生まれた華原朋美(3万3000円)、9月に脳梗塞で入院をした美輪明宏(3万5000円)もディナーショーを開催。常連組の松田聖子(4万6000~5万500円)も健在だ。しかしながら17年のディナーショーで話題を集めた中森明菜は今年の開催について事務所は「未定」としている。
消費税増税もあってか、ことしのディナーショーも値上げラッシュ。コンサートツアーさながらの日程を発表している歌手も少なくないが、このご時世、そんな高額チケットがさばけるのだろうか。芸能リポーターの城下尊之氏が言う。
「いわゆるコンサートと違い、ディナーショーはコアなファンを対象にしており、そんなコアなファンからすると、たとえ、より高額になってもショーは行く価値ありと判断すると思います。普段はテレビの画面越し、コンサート会場でも遠くから眺めるしかないお目当ての歌手を間近で見ることができ、しかもテーブルを回るから直接触れ合えるチャンスでもある。そこで写真撮影だってほとんどがOKなのですから、たまらないでしょう。一方の歌手の側から見ても、会場はだいたいホテルですから、コンサートに比べれば派手な演出におカネがかかることもないし、バンドやダンサーを何十人も従える必要もない。好きな曲を好きなように歌ってもコアなファンですから喜んでもらえる。大きなメシの種なわけです」