イチローにすげなく断られ「嵐」に国民栄誉賞を授与の動き
さらに言えば2011年8月にサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が受賞している。つまり団体・グループの受賞もアリということだ。
芸能ジャーナリストの芋澤貞雄氏が言う。
「最近、安倍首相に怪しい動きがありました。11月30日夜に東京ドームに駆けつけ、嵐のコンサートを鑑賞。その後、わざわざツイッターに〈素晴らしい歌を披露してくださった嵐のメンバーの皆さんに感謝の気持ちを伝えることがきた〉と投稿までしたのです。もしかしたら、天皇陛下の即位を祝う『国民祭典』で奉祝曲を歌った嵐に本当にお礼を言いたかったのかもしれませんが、国民栄誉賞を乱発してきた今の政府のことですから、言葉を額面通り受け取ることは難しいですね。国民栄誉賞授与の可能性は十分にあると見ています」
確かに第2次安倍政権発足後、授与したのは7人で歴代内閣で最多だ。5年半近く続いて1人にも授与しなかった小泉政権と比べても、明らかに多すぎる。「出しすぎ」とか「人気取り」といった批判がつきまとうのも無理がないのだ。
「嵐をめぐる国民栄誉賞授与の動きには、昭恵夫人の意向も働いているのかもしれません。夫人はK-POPアイドルなどイケメンがお好みと聞きますからね」(前出の芋澤貞雄氏)
ちなみに、歌手の国民栄誉賞となると、1992年の藤山一郎(故人)以来となる。果たして嵐の受賞はあるのだろうか。