イチローにすげなく断られ「嵐」に国民栄誉賞を授与の動き
「桜を見る会」をめぐる疑惑で絶対絶命の安倍政権。11月26日にあのイチローこと鈴木一朗氏(46)を首相公邸に招き、国民栄誉賞の授与を打診したものの、すげなく断られたという。イチローは小泉政権下の2001年と04年、そして引退後の今年3月にも打診を受けたが、いずれも固辞している。
そんな“無理筋”に頼み込んでまで人気取りをしようとしたのは、それほど政権が追い込まれているからだろう。
翌27日も“キングカズ”こと三浦知良(横浜FC・52)が首相官邸を訪れたため、さらなる憶測を呼んだが、どうやら政府の“本命”は来年いっぱいで活動休止する人気グループ「嵐」のようだ。
国民栄誉賞の表彰にあたっては、民間有識者の意見を聞くことになっているが、細かい条件が定められているわけではない。内閣府のホームページを確認すると、「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったもの」と書かれている。この条件に照らし合わせる限り、嵐が国民栄誉賞を授与したとしても何ら不思議でない。