今後も「新しい地図」続々TVに ジャニーズ忖度が解ける日
「劇作家のつかこうへいさんに『大天才!』と言わしめたのは草彅だけ。この数年で見せる憑依型演技は鬼気迫るものがあります」(舞台関係者)
草彅はストイックで努力家、自己と体調管理を徹底し、趣味は徹底して極めるタイプなので費やす額もハンパない。昨年11月の自身の個展「草彅剛のはっぴょう会」で展示した私物のバイクやスカジャン、デニムやブーツ、ギターは総額2億円にも及んだという。4月にはギャング役から一転、ハートフルな主演舞台「家族のはなし PART1」が幕を開ける。2月16日放映の「欽ちゃんのアドリブで笑(ショー)」(NHK BSプレミアム)に、前回の香取に続き出演する。
稲垣も朝の連続テレビ小説「スカーレット」に3月上旬の第22週から出演。主役の戸田恵梨香演じる喜美子の息子が病気になった際の担当医。親子を心身ともに支えていく役どころだ。稲垣は、10年に公開された映画「十三人の刺客」で史上最悪の暴君・松平斉韶を演じたことが転機となって、役者の幅をグンと広げた。草彅、香取とともに、30代でアイドルの殻をぶち破るダーティーヒーローで演技の幅を広げている。