恋つづ成功の佐藤健が意識する“キャリアかぶり”の吉沢亮
初回視聴率が9・9%だった佐藤健(31)の主演ドラマ“恋つづ”こと「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)は、最終回で15・4%にまで数字を伸ばした。最後の撮影ではプロデューサーの口から続編の可能性についても出たという。
ドラマの成功を後押しした理由のひとつはSNSを駆使したこと。佐藤はスタート直前に公式LINEを開設し、〈明日、夜空けといてね〉〈おはよ〉〈あとでラインする〉などと囁き、これにファンが大喜び。「健がヤバい!」「恋人気分を味わえる」と一気に噂が拡散した。
もうひとつの勝因は、佐藤が私生活を惜しみなくドラマに投影させたことだ。「恋つづ」の佐藤のひとつひとつのしぐさが若い女性視聴者を“胸キュン”させたことが、情報番組でも散々取り上げられた。そのシーンの一部は佐藤自身のアイデアだったという。上白石萌音(22)が演じる看護師・佐倉七瀬の濡れた髪を佐藤がドライヤーで愛おしそうな表情で乾かしてあげるシーン、七瀬の脱げた靴を健が膝をついて履かせてあげるシーンは、いずれも「ここの部分、こうしてあげると女性はもっと喜びますよ」と、佐藤が演出家に助言したことで成立したという。