遠藤憲一「竜の道」で久々の悪役に反応二分…戸惑う声も

公開日: 更新日:

 遠藤といえば、近年は「コワモテのルックスなのに、実は可愛いおじさん」キャラとして老若男女問わず大人気となっている。

 連ドラ「バイプレイヤーズ」(テレビ東京系)、「お義父さんと呼ばせて」(カンテレ・フジテレビ系)や、ハウス「ネルノダ」のCMなどのコミカルで愛らしい演技や、バラエティー番組などで見せる笑い上戸な素顔などは、おじさんに萌える“枯れ専”と呼ばれる女性たちからも〈エンケンさん、可愛すぎる〉〈顔と性格のギャップがいい〉と熱い支持を集めている。

 が、実は遠藤の芸能人生の大半は“悪役”や“クセのある役”が多い。

「最近のエンケンさんしか知らない若い人の中には、『竜の道』の悪役を〈似合わない〉と感じる人もいるようですね。個人的には“エンケンといえば悪役”というイメージがまだまだ強いと思っていただけに、驚きました。悪い男を演じさせたらエンケンさんの右に出る者はいない、と思ってるんですけれどねえ」と、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は、こう続ける。


「特に2015年放送の連ドラ『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』(TBS系)の組長役は、静かに立っているだけでも実はとてつもなく恐ろしい男であることがにじみ出るような演技で、印象に残っています。髪をオールバックにビシッとキメて演じる悪役のほうが、独特の色気がムンムンと出ると思うので、この先もどうか悪役はやめないでいただきたいものです」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  2. 2

    絶対守護神マルティネス「巨人入り」急浮上の舞台裏…米敏腕記者が「2年24億円で合意間近」と

  3. 3

    フジテレビが2番組を終了させダウンタウン松本人志に「NO」を突き付けたワケ…日テレとは異なる対応

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  5. 5

    米倉涼子「ドクターX」興収30億円でも満島ひかりが阻む"興収女王"の座…期待値の高さから落胆の声も

  1. 6

    立花孝志氏が大阪・泉大津市長選で惨敗…有権者の投票行動を後押しした「お笑いみたいな噂」

  2. 7

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 8

    安倍昭恵氏が石破外交“切り札”に? 米トランプ次期大統領との会談模索に「私人」を担ぎ出す情けなさ

  4. 9

    安倍昭恵さん×トランプ夫妻「夕食会」の舞台裏…永田町で飛び交う臆測と“パイプ役”の名前

  5. 10

    M-1グランプリ審査員は“完璧な布陣”…ますます高まる「松本人志不要論」