「親バカ」出演はガッキーの意思表示…引退と退所説の真相
現在放送中のドラマ「親バカ青春白書」(日本テレビ系)で約2年間の長期休養から復帰した女優・新垣結衣(32)。ただ、このドラマを複雑な思いで見ているファンは少なくない。
同ドラマは、現在公開中の映画「今日から俺は!!劇場版」で知られる福田雄一監督が手掛けるオリジナルドラマ。娘・小比賀さくら(永野芽郁)を溺愛するあまり、父・小比賀太郎(通称・ガタロー/ムロツヨシ)が同じ大学に入学し、大学生活を通じて家族の絆を深める物語だ。新垣は、若くして亡くなったさくらの母で、ガタローの妻・幸子を演じている。
いわゆる「福田組」といえば独特な撮影方法でコメディードラマを作ることで知られている。役者のアドリブを生かして撮影し、時には撮影中に演じている役者が思わず笑ってしまうようなシーンもそのまま流してしまうことで知られており、そのライブ感満載のテンポや空気感で視聴者を笑いの世界に引き込んでいく。そのため役者自身のポテンシャルが大いに問われるのだ。そんな福田組に参加を望む演技派俳優は少なくない。
「新垣さんの復帰作が母親役にしてムロツヨシの妻役というだけでもかなり意表を突かれたのに、アドリブ満載の福田組での復帰です。一体どんな演技を見せてくれるのか期待が膨らみました。現在、4話分の放送が終わりましたが、2年間のブランクを経ても透き通るような美しさは健在でしたが、演技に関しては、今のところ期待通りという感じではありません」(芸能ライター・弘世一紀氏)