竹内結子さんと三浦春馬さんに「共通項」…心理学者が分析
竹内結子さんは撮影現場ではリーダーシップを発揮する傍ら、こまやかな心遣いに“差し入れの女王”といわれ「母のような存在」(テレビ関係者)だったという。インタビューとして最後になった、自身が表紙を飾る「LEE」10月号(集英社)では、1月に誕生した次男の子育てについて「周囲に甘えられるようになった」と語っていたが、亡くなる2時間前まで悩んでいるそぶりは全く見せず、ひとり悩み、突発的に決断したようだ。インタビューの結びでこれからやりたい役柄について「虐待をしてしまう母親」を演じてみたいと語っていた竹内さんの胸の内について、心理学者の富田隆氏はこう分析する。
「自分の中にあるネガティブな感情に向き合おうとする女優魂は、生真面目さの表れともいえます。“産後うつ”とも報じられていますが、育児がしんどいのに、女優として、子を持つ母として、公の場では“幸せですとしか言えない”としたら、相当無理をしていたのかも。自粛警察のような監視の目もあり、自由に出歩くこともできなかったのでは。そんなあらゆる要因が積み重なり、限界に達した時、無気力・無感情の状態に陥り、何も価値がないと感じ、ふとした瞬間に死という選択肢が目に入るのです」