ビートたけしが五輪開催にNO 取材者が感じた怒りと絶望感
「ズームでの取材中、たけしさんは非常に謙虚な姿勢で、時々、笑いを交えながら話してくれました。しかし、言葉の合間には絶望感や呆れがにじみ、IOCへの怒りや政権に対するガッカリ感も伝わってきました。国民の命を考えると五輪は到底賛成できないのでしょう」
最近では、たけしだけでなく、ソフトバンクグループの孫正義会長や楽天の三木谷浩史会長も、海外メディアに五輪のリスクを語り、話題を集めた。
五輪強行がいかにムリ筋か、どんどん国外に知れ渡っている。
「疫病がはびこる中での開催は無理。むしろ『安全で安心な有意義な五輪を来年10月に開催しましょう』と言いたいです。IOCやJOC、電通など大会関係者には無償で働いていただきたいですね」(ジェイク・アデルシュタイン氏)
IOCの副会長で最古参のディック・パウンド氏は18日、時事通信の取材に「6月末までには開催か中止かを知る必要がある」と明言した。答えはもうすぐ出る。