菅首相が金メダル第1号選手に祝福電話も…「人気取り狙い」バレバレで逆効果
「あれでは逆効果になりかねない」――首相周辺から懸念する声が上がっている。25日、菅首相は、東京五輪で日本勢第1号の金メダルを獲得した柔道男子60キロ級の高藤直寿選手(28)に、公邸から電話をして祝福した。もちろん、狙いは支持率アップだ。
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しかし、電話のやりとりを見た自民党内からは、「逆効果だ。やめた方がいい」との指摘が出ている。
■またメモを読んだだけか
「電話は2分程度のものですが、会話というより、総理が一方的に話していた。しかも、自分の言葉ではなく、秘書官が用意したメモを読んでいるように見えた。恐らく、高藤選手のこともよく知らないのでしょう。お祝いの電話なのだから、少しは感情を出せばいいのに、話し方にも起伏がなく、本当に金メダルを喜んでいるのか伝わってこなかった。あれでは国民から“人気取りのために電話している”と見透かされ、共感は得られませんよ」(自民党関係者)