菅首相が金メダル第1号選手に祝福電話も…「人気取り狙い」バレバレで逆効果

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 実際、会話はまったく盛り上がらず、「一夜明けてどんな気持ちですか」と聞かれた高藤選手が「まだ実感は湧いていないです」と答えると、「ああ、そうですか」の一言で終わり。最後までキャッチボールにならなかった。

「これからメダルラッシュになる。首相はメダリストに次々に電話すべきだ」とのアイデアもあるらしいが、あの電話では、やればやるほど、支持率が下落する可能性がある。

「菅首相は“五輪がはじまれば空気は変わる”“五輪が盛り上がれば支持率下落も止まる”と考えているようです。五輪が終わった時、国民の大半が“やっぱり五輪をやって良かった”と評価するようになれば、五輪を開催した菅政権への評価も変わると考えているのでしょう。しかし、五輪開会式が行われた23日から25日に日経新聞が行った世論調査でも、内閣支持率は9ポイントもダウンして34%だった。五輪効果はまったく出ていない。開会式への評価も低い。菅首相の思惑は、大きく外れはじめています」(政界関係者)

 そもそも、メダリストは電話を欲しがっているのか。

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