日テレ「笑点」林家三平にメスは入るか 加入から5年目でもキャラを確立できず

公開日: 更新日:

 林家木久扇:芸術の秋とかけて、三平さんの答えを聞いた時と解く。
 
 春風亭昇太:その心は?
 
 林家木久扇:……え(絵)?

 番組開始から56年目に突入した「笑点」(日本テレビ系)は最近も世帯視聴率14%前後を獲得。テレビ離れが進む中で堅調な数字を保っているが、悩みは尽きない。

「ひとつは出演者の高齢化です。人気コーナーの大喜利メンバーには、84歳の木久扇を筆頭に70代も3人おり、司会の昇太も還暦を超えている。うまく世代交代をできるかが今後の大きな課題でしょう」(演芸関係者)

 5年前、桂歌丸が勇退し、昇太が代わりに司会に座った。新しい回答者として林家三平が抜擢されたが、番組に爪痕を残しているとは言い難い。

■母や美人の嫁のネタは定着せず

「三平も大きな悩みの種です。『笑点』の回答者には6代目三遊亭円楽は腹黒、木久扇はバカというように、おのおのキャラクターがあり、互いをイジりあって笑いを生み出している。しかし、三平は加入から5年すぎても、いまだにキャラクターを見つけられていない。お節介な母や美人の嫁(女優の国分佐智子)をネタにしていますが、定着していません」(同前)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動