「ドクターX」に迫る終焉危機 “DNAの違う脚本家”参入で苦境ぶりが浮彫りに
ちなみに第7話を担当した小峯裕之氏は、来年1月期に浜辺美波(21)主演のドラマ『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系)でメイン・ライターを務める脚本家だ。同局はこの『ドクターホワイト』を、『踊る大捜査線』のようなシリーズ化、映画化に発展していくように期待をかけ、スタッフの鼻息も荒い。
そんな話題作の脚本家が1本だけ、フジテレビではなくテレビ朝日で脚本を書いていたのだ。
「今のところ『ドクターX』の続編の予定はないと耳にしています。ただ、この『ドクターX』の木曜21時の看板枠には沢口靖子主演の『科捜研の女』シリーズが近々にブッキングされると聞いています。『科捜研』はテレ朝と東映が共同制作ですから、半ば永久的にオンエアされ続けるドラマでしょう。一方、『ドクターX』の先行きは不透明です」(前出・芸能プロ関係者)
この芸能プロ関係者は、遠回しにドラマの“終焉”もほのめかした。ほころびが少しずつ広がり始めた『ドクターX』。“失敗しない”大門未知子の行く末やいかに……。