「墓場」に行き着き…錦鯉をM‐1優勝に導いた芸人同士の美しい絆の結晶
「ライフ・イズ・ビューティフル!」(長谷川雅紀/テレビ朝日「M-1グランプリ」12月19日放送)
今年の「M-1」王者となった錦鯉。優勝を決めた2本目のネタのオチで、長谷川雅紀(50)がステージに寝そべったまま、叫んだセリフが今週の言葉だ。これで彼らが所属する事務所「ソニー・ミュージックアーティスツ」(SMA)はハリウッドザコシショウ、アキラ100%の「R-1ぐらんぷり」(フジテレビ)、バイきんぐの「キングオブコント」(TBS)に続き、吉本興業以外初となる3冠を達成した。
かつてのSMAは所属芸人からも、どこの事務所でも通用しなかった芸人たちが最後にたどり着く「芸人の墓場」などと自嘲気味に語られることが多かった。そんなSMAの「頭脳」として一目を置かれていたのが、錦鯉の渡辺隆(43)だ。
ザコシショウの単独ライブも手伝った渡辺をザコシショウはこう絶賛する。
「渡辺の才能が凄いんですよ」「仕切りもうまいしトークもいけるし、“未来の(オードリー)若林”みたいになると思いますよ」(テレビ朝日「アメトーーク!」21年5月20日)