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荒井さち重昭和歌謡歌手

1969年、千葉県生まれ。元東映社員。松田聖子、中森明菜、小泉今日子ら70、80年代のヒット曲を中心にライブ活動を展開。抱腹絶倒のステージから「女きみまろ」と呼ばれている。

コロナ禍でライブが軒並み中止…空き時間はヨガばっかりしていました

公開日: 更新日:

 聖子に明菜、懐かしの昭和アイドル歌謡曲を歌い上げる、さっち~こと荒井さち重さん。コロナ禍でイベントやコンサートが次々と延期や中止に追い込まれ、昨年の2月を最後に公演から遠ざかっている。

「活動といえば、配信でのライブを2回ほど行ったくらいですね。ようやく、コロナの勢いが収まってきたこともあり、昨年の10月に約2年ぶりとなる昭和歌謡ショーをライブハウス『荻窪ルースター』で行ったのですが、クラスターの心配もあって積極的な告知は行わなかったんです。しかも、通常の開演が20時なのに18時半からのスタート。お勤めに出られている方は来るのが難しい時間でした。それでも駆けつけてくれるファンの方がいて、感謝ですね。同時にライブ配信もやりましたが、歓声はなく拍手だけ。こんな静かなライブは、21年間活動してきて初めてのこと。正直、『まだ時期じゃなかったかな……』と。早く通常のライブができることを願うばかりです」

 本来なら毎月のように昭和歌謡ショーを行ってきたという荒井さん。ライブ活動を自粛してきたのは「昭和アイドル歌謡」ならではの「悩み」もあった。

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