清原果耶「ファイトソング」のツボは? 地味~な1月期ドラマでも終盤で盛り返せる条件
GP帯の冬ドラマも終盤。世帯視聴率では阿部寛(57)主演のTBS系日曜劇場「DCU」がトップを独走し、“満足度”では菅田将暉(29)主演のフジテレビ系月9「ミステリと言う勿れ」がトップだ。
「毎クール終盤に差しかかると、ネット上で〈〇〇ロス〉なんて言葉が目立つようになりますが、今のところあまり見当たりません。総じて地味なクールだった」(スポーツ紙芸能担当デスク)
確かに「DCU」「ミステリ」、そして定番の「相棒」以外、世帯視聴率の全話平均は2ケタに届いていないが、その一方で、こんな声も。
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「世帯視聴率だけ見ればそうかもしれませんが、今期はテーマやジャンルが偏らず、ドラマファンはそれぞれの好みを見つけられやすかったと思います。2ケタに届かなくても、7~8%で安定した作品が多い」と、こう続ける。
「テーマやジャンルに関係なく、“謎”で引っ張る作品が目立ちました。主人公の圧倒的なキャラクターや作品の世界観、サブキャラの魅力、そして、〈この先どうなっちゃうんだろう〉という興味の持たせ方がそれぞれ成功していたから、極端に数字を落とすこともなかったのでしょう」