安倍元首相銃撃事件でエンタメ界にも「警備強化問題」…外タレの公演チケットは高騰の可能性
安倍晋三元首相の銃撃事件の影響は芸能界にも広がり、これから本番を迎える“夏フェス”などを前に警備問題が浮上している。
「コロナも一段落して、ようやくコンサートが再開し、夏フェスや海外アーティストの来日も予定されていますが、警備体制の強化が求められている。大物“外タレ”の場合は顕著で、今後は費用をチケット代に上乗せせざるを得ないでしょう」(広告代理店関係者)
同志社女子大教授(メディア論)の影山貴彦氏がこう言う。
「安心してエンタメを享受するために多少の対価は否めませんが、国民全体が萎縮してしまっては意味がない。日本の同一方向に走ってしまう国民性が“エンタメの自粛”に向かわないで欲しいと思います。“見たつもり”と“見た”では、大きく異なります。後ろ向きにならず、ようやく活動再開し始めたエンタメを新たに楽しむ方法をアップデートしていただきたい。今後来日する海外アーティストが日本に良きメッセージを届けてくれることを願ってやみません」
8月末にはビリー・アイリッシュ(20)が、9月頭にはレディー・ガガ(36)、11月にはアブリル・ラビーン(37)、ジャスティン・ビーバー(28)らが来日予定。ライブは見に行くことに意義がある。