滝沢秀明が新会社「TOBE」設立で描く“新しい地図”…本家ジャニーズとの対立が顕在化
ジャニーズ帝国に反旗 逆襲のタッキー(下)
昨年ジャニーズ事務所を退社した元大幹部、滝沢秀明氏(40)が新会社「TOBE」を立ち上げたことで「本家ジャニーズ」との対立が顕在化した。
まずは本家側の見方。
「ジュリー社長率いる『本家』は大箱と呼ばれるドームなど、全国のコンサート会場を押さえていますから。そこに、稼ぎ頭の『Snow Man』などを充てていけばツアーで数十億円もの稼ぎが見込まれますし、小劇場やホールで今後、滝沢氏プロデュースの舞台やコンサートがあったとしても『あら、そうなの、よかったじゃない』という程度かなと思います。ま、敵ではないということですよ」とは、ジャニーズ事情に詳しいワイドショー芸能デスク。
対する滝沢新勢力はどう動くか。芸能プロデューサーはこう言う。
「新橋演舞場での公演『滝沢歌舞伎』は好評ですし、映画館でのライブビューイングなど、これまでのジャニーズになかったことを進めてきたのがタッキーです。ジャニーズが消極的で、遅れていたネット展開をスタートさせ(練習生の)ジュニアの公式チャンネルにMV(ミュージックビデオ)、映画監督までしている。もともと新しい手法でエンタメ事業をすすめていましたし、既存のプロダクションとは違う、新時代のライバー(ライブ配信アプリやサイトを使ってライブ配信を行う人、配信収入を得ている人)になっていく。そう期待します」