大手メディアはジャニー氏の性的虐待問題の“共犯者”…今からでも大々的にスクープすべきだ
『ジャニー喜多川の少年たちに対する性的虐待が大きな社会問題にならなかったのは、この国のメディアが意識的か無意識かにかかわらず、“共犯者”として加担してきたからだと私は考えている』(元木昌彦・週刊現代、フライデー元編集長)
これは3月19日の日刊ゲンダイ本紙、『英BBCがジャニー喜多川の「少年性虐待」を特集 番組制作に協力した私が言いたいこと』という記事の中の、元木昌彦さんの言葉だ。
元木さんが海外メディアに、「なぜ、ジャニーさんの問題を、大手メディアは取り上げないのか」そう訊かれ、冒頭のように答えたという。
『大新聞は傘下にテレビ局を持ち、大手出版社は少年少女向け雑誌を多く持っているから、ジャニーズに媚びへつらって取り上げない』
それどころか、ジャニーさんが亡くなった翌々日の『朝日新聞』の『天声人語』には、ジャニーさんがジャニーズらしさを「品の良さ」と語っていたという提灯記事まで載せたらしい。
元木さんはこのことに対し、「無邪気というより無知」といっているけど、この事実、ヤバくない? 今からでも大々的にスクープすべきだ。